半身浴と足湯
冷え取り健康法を広めていると、汗の出ない人が沢山居ることを知り驚きました。元来生まれつき、もともと汗かきだから人によって汗の量に関わらず、誰でも汗は出ていると思い込んでいましたが違っていた。色白で冷え性の自覚がある人は『汗が出ない。汗をかいたことがない。』40歳にして、多くの人からそんな話を聞き、知り驚いた。
半身浴を知り、サウナしたり、うどんやスープを食べた後、夏の気温の高い時にかくその汗と、半身浴で出る汗は全く違うと知った。
半身浴でのエピソードは一緒に冷え取り健康法をして来た仲間のまた、会ったことのない遠くの方からも多くその体験談の情報がありますが、とても簡単には書ききれず何回かにわけてつぶやくことにいたします。
物心ついた時から、季節に関わらず何かと汗かきで、夏はハンカチが役に立たない、そんなダラダラ汗の流れる体質だった。しかし、幼年の頃から風呂好きだったにも関わらず、お風呂で湯につかるり上がると、逆上せ、湯冷めがひどく、風呂から上がるとめまいがし布団に横たわるという体験から、もう入浴は子供の時からカラスの行水になっていた。身体を洗い浸かったらすぐに上がると。
大人になりサウナが流行っていたが、どこのサウナでも、あの狭い蒸した部屋では長く居られず、逆上せ体質の身体には合わなかった。結局、湯中り、逆上せ性から冷え取りするまでの数十年をシャワーですませていた。
重ね履き靴下は履いたその日から『この心地好さは何!』と感じてから、それ以来20年、一日も履かない日が無くなったが、冷え取りに出会い半身浴を知りやってみると、20年以上シャワー生活の長さと、「20分以上下半身を湯につけて待つ」というそれにはなかなか慣れなかった。
一緒に冷え取り健康法をスタートした友人達は『もう、半身浴すると気持ちが良くて湯につかり寝てしまい、1時間以上は心地よく入ると聞き』驚いた。私は最初5分も出来なかった。
「何故出来ないかと?」と色々方法をやってみた。半身浴の良さを本で読み知り、どうしても20分はチャレンジしたいと、風呂場で半身を湯につけたまま何か用事する工夫し、それでも半身浴が『これだ!』と身体で自覚するまで3ヶ月かかった。
もちろんそれまでの期間に重ね履き靴下は実行し、足元から冷え取りに必要なシルクのズボン下をはき、レッグウォーマーでさらに足元が快適となり、シルクの毛布で睡眠は、生まれてから知らなかったと、それを大げさに言える熟睡の心地好さはを知った。周りで冷え取りを始めた友人知人達は旅先にまでシルクの毛布を持参するようになり驚いた。
持参の苦労より宿やホテルで疲れが取れ翌朝元気に動けるんだと、そんな話をたくさん聞いた。着替えの衣類は最小限にし、旅行カバンの中は冷え取りグッズが大半となる。
半身浴には慣れなくともう十分衣服で冷え取り健康法の毒出しや瞑眩があり体質も変わり姿形まで変わって行き、それだけでも40年不調の繰り返しだった年月とお別れで来て十分満足していたが半身浴にチャレンジは続けてみた。
いろいろ試しながら長く湯に入っていられない私の体質も、ある日3ヶ月目にしてすごい体感がありました。頭の考えが一瞬にして『気持ち良い!』と無言の言葉が出て以来、一番の半身浴は朝、絶対に欠かさない。
夜の半身浴は当たり前だが、朝の半身浴は格別違いが分かり、朝から出かけ仕事にも1日の生活のリズムが変わった。夜の半身浴は、1日の疲れが取れて心地よく寝るから、半身浴がどれだけ良いのかは朝の半身浴程は分からなかった。
半身浴を知り『入浴』の概念も変わりホテルはバスタブが浅いとそれまで不満があったが、逆に半身浴がしやすく、足も伸ばせると利点の発見まで出来た。
旅先で寝る前の半身浴をすると次の日に疲れが残らず、更に早く目が覚めるから朝の半身浴が出来る。半身浴を知り、こうしてあっという間にこの20年は朝と夜の半身浴は欠かさない。
休みの日、家に居るときには昼間も半身浴はやる。自分で自宅にいながらに身体の疲労状態の治癒が出来ると思った。冷え取り健康法に出会う前には、時々温泉に行っていたが、周りを気にせず自宅で温泉治癒が出来る半身浴は、もうかなりの人が同じ効果を得ている。
『半身浴毒出し効果』半身浴をしていると、それまでに無いことをたびたび体験することに。張った湯は家族で入浴しても二日は使えた。しかし、半身浴をやると湯が汚れ、次の人に入ってもらえないほど。その排毒は色や匂いや固形物に至るほどの湯には毒出しが見えて分かるものでした。
こうして、ここまでだけでも、この長さの内容だから半身浴については、またまたいつか続けます。さらに「足湯の効果」は半身浴以上の効能を体験し現在も継続中です。
