人間の体は下半身が常に冷えている

 
冷え取り健康法をして行きますと、年中肉体は下半身が冷えた状態だと
分かりながら生活が出来ます。
 
5月頃から、絹の靴下がボロボロに破れはじめる頃でもありますが、
それは気温に合わせ、足元も薄着になり知らなかったときは、
ちょうどこの時期は足元はサンダル、それに近い靴を履き、
女性はスカート、7分パンツなどに裸足でサンダル、
サンダルに近いお洒落靴、男性も通勤以外ではそれに近いような服装です。
 
自宅ではもっぱら裸足で生活ですが、四季を通じてこの時期から
夏・秋にかけて一番体を冷やし危険な季節です。
 
知らず知らず、女性に多い「めまい、たちくらみ、吐き気」これらの症状は、
こうした気を抜いた生活の延長から冷えが溜まり、内臓が弱り低体温を
引き起こします。自ら招いた冷える服装はしないほうが体には良いのです。
 

梅雨

 
湿気は目に見えなくとも空気中に水分が充満しており空気中全体が
霧のような水分のプールに浸かっているようなものです。
 
夏だからと気を抜いていると、身体にまとわりついた湿気で体は冷えています。
店には20代、30代の若い方が“むくみ、血行不良、不眠、なんとなく疲れが続く、
生理痛が激しい、肩首が固まったように痛む”など、
もうTVで毎日取り上げられている冷え性の特徴の症状に悩まされている方が
大勢来られますが、どの方もすでに冷え取り靴下を履きながら、
昼間がサンダル、スカート、もしくはレギンスという、足にぴったりしたズボン下
を履き、毒を抜く服装が出来ていない方がほとんどです。
 
今年は特にまだまだ寒暖の差が大きく激しく、夜は一気に冷え込んでおり
“湯たんぽ使用は当たり前”ゆとりあるサイズのズボン下の重ね履きは
冬と変わりません。
 
「具合が悪い」と嘆く以前に、服装をチェックが必要でしょう。
「不調」には自分の日常生活に問題があります。
 
最も大切なことは、自分が自分に対してそのものの考え方、
日常生活に対する姿勢、これを日々見直しながら健康に良くない習慣を
克服していけば、おのずと不調も気がつかないほどになっていきます。
 
今までのままでは、当然年齢を重ね年々脊椎も弱くなり、姿勢も歪み、
治療院で何回矯正してもらってもすぐまた元に戻るよういうような悪循環
の繰り返しをし、病院に行くと結構深刻な病気の診断をされる方が多いのです。
 
服装(おしゃれ)を取るのか?、健康を取るのか?
「原因に理由あり」それを毎日の生活の中で冷えない習慣の服装など継続を
して行けば、季節の不調は案外気にせず生活が出来ます。
 

絹に穴が開いた靴下

 
冷え取り健康法を始めますと「排毒で穴が開いた絹はどうしているか?」
必ずその質問をいただきます。
破れた靴下はすぐには捨てていません。
但し、その破損の靴下の頻度にもよります。
 
もう長く履いてカサカサになったものは、絹の使命が無くなって
おりますので雑巾にするとか?、廃棄です。
 
しかし、絹が排毒で早々に穴があいた靴下は、
またその破損の度合いは直接見てみないと?一人一人違いますが、
一般的には穴が開いたまま、もう履くにもその部分が修正、繕いの
出来ない程の場合は、そのまだ絹糸はひどく劣化しておらず
傷んでいない場合は捨てず、入浴の時の体を、肌をこする
タオルにしたり、子供用に短くして使ったり、アームバンドにし使ったり、
案外浴槽洗いにも使うと汚れが良く落ちます。
 
他にも多くこうしたこと工夫をし冷え取り用の絹靴下はご家庭で工夫
されております。
 

365日、扇風機を使いましょう。

 
この季節、梅雨は自宅も毒出しが必要な時。
見えないところにカビが出来たり、ほこりが臭くなったります。
 
扇風機を回して屋内の空気を回しましょう。
 
室内干しの洗濯も扇風機であっという間に乾燥します。
 
朝出かける時に扇風機のタイマーをかけて出かけます。
帰宅すると衣類や布団でも洗濯物は肌触り良く、ふんわり乾燥しています。
 
風の大事さを知る機会でもありますね。
 

寝具・シルクの毛布など洗いましょう!

 
梅雨時はシルクの毛布も排毒と湿気でシルク毛布に溜まっています。
こまめにあらい寝具の毒出しも致しましょう。
暮れより夏の大掃除も必要な時です。
 
シルク毛布の洗濯にも扇風機はかかせません。